防衛大学校の年間行事

防衛大学校の卒業式典|防大卒業式の流れ・おすすめ撮影ポイント

投稿日:

来月は卒業式シーズンですね。
防衛大学校の卒業式典に参加するのを心待ちにしているご家族の方々も多いと思います。

防大での非常に濃い4年間を締めくくる日である卒業式は、卒業生本人にとっては勿論、陰ながら応援し支えてきたご家族の皆様にとっても、特別な日になるでしょう。

そして卒業生を見送り、防大に残ることになる職員団や在校生にとっても、特別な思い出の日です。

そんな大事な日である防大の卒業式について、一日の流れを追いつつ経験者として少々お節介な情報も含めて説明をしていきます。
同時に、私的な「おすすめの撮影ポイント」も書きますので、写真撮影や、ビデオなどの動画を撮る方々は是非参考にして下さい。

 

防衛大学校の卒業式典の日程は事前に調べておきましょう

まずは基本情報から。
防衛大学校の卒業式典は、例年3月の半ばの日曜日に行われます。

ご家族の元には、事前に
「〇〇年度 卒業式典招待状」
(卒業生家族案内用招待状)
という郵便が封筒で届くと思います。

我が家の場合は息子の字で書かれた封筒が届きましたので、恐らく卒業生が自分の実家の住所を書くのではないでしょうか。

その卒業式の招待状の中に、日時と当日の予定がとてもザックリと書かれています。
正直、その招待状を見ただけでは、どんな一日になるのか良く分からない程度のザックリさです。(笑)

私も、これでは良く分からないなぁと思ったので自分で調べたり経験者に尋ねたりして準備をしました。
(※だからこそ、こんな記事を書こうと思い立ちました)

 

この卒業式の招待状が届くのは結構遅いので、それを待ってから準備をすると遠くの方は準備が間に合わない方もいると思います。
ですので、先ずは「防大のホームページで卒業式の日を調べる」のをお勧めします

防大のホームページには、上記の招待状が届くよりずっと前から卒業式の日にちが「予定」として書かれています。

因みに、平成30年度の卒業式典は2019年3月17日です。

★防衛大学校の公式ホームページはこちらです

防大のホームページ

 

 

飛行機や宿泊場所(ホテル)の予約はお早めに

防大のホームページで卒業式の日を確認したら、次にするべきは前日・当日・翌日の行動予定をザックリ決めることです。

関東の近くの方は、この部分はそこまで重要なことではありませんが、遠くから来る方々は、出来るだけ早めに飛行機や宿泊のホテルなどの予約をする方が良いと思いますので大事なことでしょう。

この記事を最後まで読んで頂ければ、卒業式の当日は朝早くから行く方が良いし、最終的に本当に卒業生が学校を去る時間は結構遅くなることが分かると思います。

その為「前日からホテルに宿泊して卒業式の当日もホテルに宿泊する」=つまり2泊する方々も多いです。

卒業式の当日にも宿泊をする場合は、卒業生の分も部屋を取らないといけませんので予約の人数を間違わないようにしましょう。
(※卒業生本人の分の予約を忘れたケースがあるらしいので…老婆心ながら)

 

なお防大で何か行事がある時には(入学式卒業式開校祭など)近くのホテルはすぐに予約が埋まり満室なります。

ですが、別に横須賀市でなくても横浜市内のホテルでもそんなに遠いという事はありませんので諦めずに探してみて下さい。
更に言いますと、東京都内でホテルを取っても勿論OKです。
(※東京や千葉や埼玉などから来るご家族も大勢いるのですから)

 

注目するべきは、ホテルの住所ではなく「防大までの交通アクセスが良いか」という点です。

東京のホテルでも、防大までの交通アクセスの良い場所にあるならばOKだと思います。

具体的には馬堀海岸駅と同じ京急電鉄の駅(できれば特急が止まる駅)が最寄りのホテルがお勧めです。
※京急の特急停車駅=金沢八景、金沢文庫、上大岡、横浜、京急川崎、京急蒲田、品川。
(↑三崎口、京急久里浜、横須賀中央も特急駅ですが近いのであまり意味がないので省いています)

宿泊施設を探す時はホテルの最寄りの駅と、その駅から馬堀海岸駅までの交通アクセスがスムーズかどうかや、所要時間を調べて決めると良いでしょう。

 

自家用車は馬堀海岸駅の周辺の駐車場に

卒業生は、とても多くの荷物を持って防大を後にします
その為、防大まで自家用車で行こうと考えるご家族の方も多いと思います。

息子の場合も、事前に家に送る荷物の準備をして当日は身軽に帰る予定にしていたそうですが…

でも実際にはギリギリまで使用する物が案外多かったのと、当日に部屋っ子や校友会の下級生などから多くのサプライズプレゼントを貰ったりして(しかも大きな物が多かった)持ち帰るスーツケースが満杯になり、仕方なく売店で新しい大きな袋を購入して入りきれなかった荷物を入れる羽目になりました。
(※その場で家に送る荷物を増やせば良かったのですが、防大を出る時間までに準備する時間がなかったとか)

 

そんな訳で、防大を出る時には相当な大荷物になってしまったので車があって正解でした

キチンと計画的に荷物整理をしている学生は、そこそこの荷物量で防大を出ていましたが、息子のようにアバウトな性格の場合は、ご家族も気を付けた方が良さそうです。(苦笑)

 

車ですが、ご存じのように防大の駐車場に停めることはできませんので、馬堀海岸駅の周辺にある駐車場に入れて、その後はバスかタクシーを使うのをお勧めいたします。

 

駅前にある西友の駐車場が空いていれば、帰りに買い物を少しして帰れば良いでしょうし、それ以外にも「1日で〇〇円」という駐車場が馬堀海岸駅の周辺に多数ありますので利用すると良いと思います。

我が家の場合は、西友の駐車場を利用しましたが確か1日で1200円位だったと思います。
1日使ってこの位の値段なので安いですよね。

 

 

卒業式の当日の朝は何時ごろに防大に行くべき?

防大の卒業式の招待状に書かれている当日の時間は以下のような簡単な内容です。

・卒業式、任命・宣誓式 10:00~

・観閲式 13:30~(雨の場合は中止)

・午餐会 14:45~
(観閲式中止の場合は13:30~)

当日は、受付などがありますが招待状には何も書かれていませんでした。

ですが息子に聞いたり経験者に聞いた所、毎年8:00~受付をしているようです

8時前に着いた場合は正門の前で待つことになりますが、毎年、正門が開くのを待っている方々がそこそこいるようです。

 

ですので、絶対に!良い場所でカメラを構えたい!と意気込んでいる場合は7時半より早く着くのを目指して行くのをお勧めいたします。

 

私は同行者もいたので、8時にも間に合わず8時半位に到着したので、もう既に開門していました。
(※それでも運よくそこそこ良い席を確保できました)

7時頃に到着して開門を待っていた経験者によると、少し早めの7時40分前後位に開けてくれて中に入れたそうです。
(※7時でも既に開門を待つ列が出来ていたそうです)

卒業式の行われる年によって開門の正確な時間は違うと思いますが、準備ができていれば少し早めに開門してくれるようですので、上記の時間を参考にしてください。

ただし、卒業式典が行われる記念講堂の中には8時まで入れないので記念講堂に入場する為の列が再びできるそうです。

 

防大の正門で写真を撮っておこう

ここで、ひとつ目の撮影のアドバイスをします。

防大の正門に到着したら、入場前に写真や動画を撮影するのを忘れないようにしましょう。

防大の正門の前には「祝 防衛大学校卒業式典」という大きな立て看板を設置しています。
これを朝の段階で一度撮影しておくことをお勧めいたします

 

「そんなの帰宅時にでも撮影すれば良いだろう」と思う方も多いと思いますが、その年の天候にも左右されますが、全てが終わって防大の正門を出る頃には暗くなっている事もあるのです。

 

晴れの日でもそこそこ薄く暗くなりますが、曇りや雨や雪の日の場合は暗い映像になってしまうので、朝来た時に一度は撮影しておくと安心でしょう。

その上で、帰る時にももう一度写真撮影をすれば良いと思います。

 

卒業式典の家族受付を真っ先にしましょう

卒業式典の行われる記念講堂に入場する為には、家族受付をして胸章(リボン)を付けていないと入れません

ですのでスグに記念講堂に走り席を確保したい所を抑えて、先ずは受付を済ませましょう

家族受付の場所は、総合体育館の玄関前の辺りです。

中隊別に受付するように準備されていますので、先ずは体育館の玄関を目指しましょう。

 

 

尚、卒業式、任命・宣誓式の行われる記念講堂に入場できるのは「1家族2名までと決まっています。

もしも2名以上で行く場合は、胸章を付けた人以外は別の場所で待っている必要がありますので参加人数には気を付けて下さい。
(※事前に学生より誰が来るのか確認があると思います。飛び入り参加では卒業式には参加できませんのでご注意ください)

 

家族受付の時には、胸章(リボン)と一緒に「午餐会入場券」も渡されると思います。
この入場券がないと、午餐会の会場に入れませんので無くさないようにしましょう。

 

「午餐会に何人参加するのか」を事前に卒業生本人から聞かれていて、ご家族の方は答えていると思いますが、学生達は人数分の午餐会の参加費用(一人2500円でした)を事前に支払っています
ですので、こちらも飛び入り参加はできませんのでご注意下さい。

なお午餐会は、2人以上の参加もOKなので参加費用を支払った人数分の方が参加できます。

※胸章(リボン)は帰りに回収されます。返すのを忘れずに!

 

卒業式の行われる記念講堂の席を確保|おすすめの席の場所

家族受付を済ませて、胸章(リボン)を見える位置に着けたら、卒業式の会場である記念講堂に向かいましょう。

家族の席は二階席部分になります。
(と言っても、段々があるので実質1階部分に近い席もあります)

さて、重要な席の位置決めですが大雑把に言って「演台に向かって左側やや真ん中寄り(やや正面寄り)の席」が一番のおすすめです。
左側が満席だった場合は、正面である真ん中辺りが良いと思います。

舞台に向かって正面である真ん中ではなく「左側が一番のお勧め」だという理由は、卒業生が卒業証書を受け取る時の移動の仕方にあります。
「舞台の右から上り→卒業証書の受け取り→舞台の左側に下り→自分の席に戻る」
という流れになるからです。

 

つまり、舞台の左側にいると卒業証書を校長先生から受け取る場面や、その後に卒業証書を手に持った状態の卒業生の写真を、良い感じのアングルで撮り易いのです。

※記事に添えている写真を参考にしてください。
※どうしても斜め方向からの撮影しか無理ですが、戻る時にしっかりお顔を撮れます。

 

卒業証書を受け取る順番は、大隊です。
各大隊の中では「あいうえお順」に並んでいました。

つまり第一大隊(あ~順に)→第二大隊→第三大隊→第四大隊と進みます。
一番早い第一大隊のあ行のお名前の方は、事前にピント合わせをしておきましょう。

 

「立って動画を撮影したり、写真を撮影」する時の専用の場所も舞台の左側に設けられています。
その場所に多くの人が立ったとしても大丈夫な場所に席を確保すると良いと思います。

お二人で卒業式に参加する場合は、ひとりは立って写真や動画の撮影をして、もう一人は自分の席から写真や動画を撮るようにしてはどうでしょうか。

 

卒業式のおすすめ撮影ポイント|立ち席と三脚の使用について

上で説明をしたように立ったまま卒業式に参加して、動画や写真を撮ることをメインの目的にする場合には「専用のエリア」がありますので、その範囲で場所取りをしましょう。

場所は、参考に添えている写真を見て頂ければ分ると思いますが、舞台に向かって左の下の方に専門の場所があり、多くの人がカメラやビデオを構えます。

各TV局のカメラなどもこの辺りで構えています。
(毎年ニュースで見る総理大臣の訓示帽子投げのシーンを撮る為に待ち構えています)

そこでは三脚を使うこともできますので、是非持参して使うと良いと思います。

 

尚、普通の席でカメラ用の三脚を使うのは極力止めましょう

私が参加した卒業式の日にも、普通の席で三脚を使おうとしている人が居ましたが、通路を塞ぐので周囲の通行の邪魔になり大変迷惑になっていて、その場所で大混雑していました

他に、三脚を高い位置で設置していると後ろの席の人が自分の席から写真やビデオを撮れなくて(画面に前の人のカメラが入るので)苦情になったりトラブルの元になるケースもあります。

三脚を使う人は専用の撮影場所で!がマナーです。

 

それは分っているが…
「専用の場所が既に満員でどうしてもスペースがなかった」
「仕方なく普通席で撮影するけれど三脚がないと手ぶれが心配で…」
という場合は、
小さめの三脚を広げずに閉じたまま(又は少しだけ開いた状態)自分の頭より低い位置に設定をして、後ろの人の迷惑にならないように配慮をして三脚を使えば、それほど迷惑にはならないと思います。

※早い時間に防大に到着できないと分かっている場合は、予め「小さな細い三脚」を準備してから行くと良いのではないでしょうか。
この日を楽しみにして、少しでも良い写真を撮りたい!と思っているのは皆様同じですので、周囲に配慮した撮影を!
※普通の席で三脚を使う場合は、人が移動する通路に三脚を置くということなので通行人の邪魔にならないように「人の移動がなくなって全員が着席した後に三脚を設置」すると良いと思います

尚、舞台に向かって右側にも写真や動画を撮影できる場所がありますが、どうしても左側が空いていない場合に利用する以外はおすすめ致しません。

防衛大学校の卒業式典の参加者である総理大臣や防衛大臣などの入場の場面や、卒業生が卒業証書を受け取る場面などを撮影することを考えるとカメラアングル的にも絶対に左側がお勧めです。

ですので右側は「どうしても左側に空きがない時」だけに選択した方が良いと思います。

※↓栄誉礼を受けている場面です。

 

卒業式まで時間があるなら学生舎方面へ

無事に席を確保した後に、十分に時間がある場合や遠くから来ていて自分自身の荷物をどこかに置きたい場合は、各大隊の卒業生の自習室向かいましょう。

卒業式典の会場の席に大型の荷物を持ち込むことは出来ないので、ご注意下さい。

卒業生のご家族の荷物置き場は、卒業生の居室と決まっています。
コインロッカーなどはありませんので、大荷物を持って行くことが分かっている場合は、その分の時間も計算して早めに行動することをお勧めいたします。

 

卒業式典が始まるまでの時間は、卒業生も準備中です。

時間帯にもよりますが、卒業式の後の任命・宣誓式で着ることになる陸上・海上・航空のそれぞれの任官服を準備している所を見られるかもしれません。

 

事前にお手洗いにも行っておきましょう

少々、お節介なお話しになりますが…
卒業式典の会場である記念講堂にあるお手洗いの数は多くはありません

従って、直前になると大変混んでいることもあります。
卒業式の後の時間帯は、もっと激込になります。

特に女性用の混み方は凄かったですので、早めの時間帯に利用しておくことをお勧め致します。

※↓有名な帽子投げのシーン。なかなか迫力がありました。

この後にも書きますが、卒業式典の後、任命・宣誓式の前の間の時間帯にも写真や動画の撮影をするチャンスがあります

そちらの撮影をスムーズに進める為にも、ココで余計な時間を使わないで済むように準備をしておくと良いと思います。

※↓帽子投げが終わり、卒業生が走り去った後。
投げられた帽子と椅子が散乱しています。
※以前の、この時点では総理大臣は退出していましたが、安倍総理大臣の「帽子投げを見たい」との希望で、舞台の上の参列者も卒業式の時点のそのままになったそうです。

 

着替えて外に整列した卒業生たちの撮影ポイント

卒業式典の最後に帽子投げをして、ダッシュで外に駆け出して行った卒業生たちは、大急ぎで人文科学館まで走って行き、用意していた各自の所属の陸海空自衛官の任官服に着替えます

そして着替えが終わった後には、記念講堂の横の通路に陸上、海上、航空の別に分かれて集合します。
※詳しい場所は、記念講堂と「資料館や人文科学館との間の道路」です。

防大の卒業生たちが真新しいピカピカの陸海空自衛官の任官服(制服姿)になり整列をして、次の「任命・宣誓式」に備えるのです。

つい先程まで「防大生」だった彼ら彼女らが、防大生の制服を脱ぎ「自衛隊の制服に着替えた」瞬間を捉えられるのは、後にも先にもこの一度切り

この記念すべき瞬間も、ぜひ写真や動画に収めておくことをお勧めいたします。

防大の同期と、こんな風に並ぶことも後にも先にもこれっきりですしね…

 

任命・宣誓式について

任命・宣誓式の会場は、卒業式典と同じ場所ですので、席は基本的には以前のままで良いと多います。

ただし卒業生たちの立って居る位置は以前とは違っています。

任命・宣誓式では陸海空に分かれて整列しているので、先程までいた場所とは違うのです。
しかし余程の思い入れでもない限りは、以前の席で構わないと思います。

卒業式典の時とは違い、任命・宣誓式は代表者が行うので、他の者は後ろに整列したまま行事が進みます。
時間的にも、卒業式のように長い訳ではありません

 

陸上幕僚長・海上幕僚長・航空幕僚長それぞれから「曹長」を任命されます。
この瞬間から、一般幹部候補生と呼ばれるようになります。

その後に服務の宣誓があり、総理大臣に宣誓書を渡し、最後にガッシリと握手を交わしていました。

 

※↓任命・宣誓式の中での「儀仗隊による栄誉礼」の場面です。

 

陸上競技場での観閲式と祝賀飛行

無事に任命・宣誓式が終わった後は、場所を陸上競技場に移して13:30~観閲式が行われます。
ただし、天候が悪い場合には中止になるそうです。

卒業生たちは任命・宣誓式の後、陸海空に分かれて整列した状態で観閲式の行われる陸上競技場まで行進をしますので、その時にもシャッターチャンスがあります。
※すぐ近くで撮影できますが、どこにいるのか探すのは正直大変でした。
※ただし、ゆっくりしていると陸上競技場での良い席が埋まってしまいますので、程々にするか撮影する者と場所を確保する者とで別れた方が良いと思います。

 

観閲式は、開校祭などで観たことがあるご父兄の方々も多いと思いますが、同じ要領で行われます。
ですので、どの位置から撮影するのかは「お好みの場所」で良いと思います。

 

在校生である下級生たちの学生隊の入場シーンや、観閲式で防衛大臣が載る車を正面から捉えたい場合には、運動場に向かって右側に行くと良いでしょう。

別に正面からではなくても良くて、横から撮影した物で良いと思う場合には、真ん中辺りのどこかで良いと思います。

なお卒業式祝賀飛行を撮るのがメインである場合には、向かって左側にいたほうが撮り易いと思います。
(※右が良い方もいると思いますのでお好みで…)

 

卒業生は、防衛大臣が立つことになる演台の側に陸海空に分かれて整列をしています。
彼らはジッと立って整列しているので、端の方にいる場合を除いて個人の撮影は難しいかもしれません。

個人的に捉えることが難しい位置にいる場合は、観閲式全体を捉えた写真や映像を撮るということで良いと思います。

ただひとつだけ、アドバイスをするとしたら…
全員が入場して「各自が所定の位置で立ったとしても大丈夫」な場所が良いです。

もう少し具体的に書くと、日本国旗が入場する時などに前の人が立っても大丈夫な場所
そして防衛大臣などが立っても、それによって学生たちが隠れて見えなくなることがない場所が良いと思います。

中央に用意されている台にあまりに近い場所だと、写真や動画を撮るのに不都合な構図になる可能性があるので、その点などに注意して場所決めをすると良いと思います。

 

 

午餐会まで長いので結構お腹空くと思います

運動場での観閲式が終わった後は、学生食堂に移動してやっと午餐会の時間になります。
※観閲式があったら14:45~
※観閲式が中止になったら13:30~

この時間は正門が開く前から並んで待っていたような方にとっては「遅すぎる昼食」という時間帯です。

この時間まで何も食べないでいるとお腹ペコペコになりそうだ!
…という方は、上の観閲式が始まるのを待っている時間帯に軽く食べられる物を用意していると良いでしょう。

私は、そのような事に気が付かなかったので午餐会が始まった頃には、お腹が空き過ぎてお腹が鳴りそうに。

観閲式が始まるのを待っていた時に、「恐らく事前に情報を得ていたのだろうな」という方々がパンおにぎりをササッと食べているのを横目で見て「この情報は必要よね!」と思いました。(笑)

荷物を増やしたくない場合は、個包装のお菓子でも何でも良いので少し食べ物を用意していると良いかもしれません。

※↓入校式の時とは違って立食形式です。

 

因みに、お腹ペコペコなのは卒業生たちも同じなので、午餐会で私の前の机に並んでいた食べ物の多くは彼らの口に入りました。^^
※正直、量もそんなに多くなかったです。
※写真参照

それに写真を撮ったり、色々な方にご挨拶をして回ったりもしたので、正直ゆっくり食べている暇はあまりありませんでした。

そんな訳で、防大を出た後に速攻で食事に行きました。(笑)

 

午餐会は同期と一緒に写真を撮るチャンス!

午餐会には防衛大臣、学校長、統合幕僚長、陸海空の幕僚長や来賓の方々など多くの方が一緒に参加して下さいます。

午餐会のスタートはお祝いのご挨拶からですが、これが結構長く続きます

大変、有り難いのですが(正直なお話し)お腹ペコペコなのに長いお話しを拝聴するのは結構辛いものがありました。(苦笑)

その後に、私達も卒業生も先ずはみんな一斉に食べ物を口にするのですが、取り敢えずお腹に食べ物を少し入れたら後は、同期と一緒に写真を撮ったり、挨拶をしたりする為に移動するので、ずっと同じ場所に立っている訳ではありません。

特に卒業生たちは仲良しの同期を見つける為にウロウロして回っているので、追いかけて写真を撮るのが大変でした。

でも、こんな風に防大の仲良しの同期と一緒に写真を撮る機会はもう最後

特に陸海空の所属、配属先が違う人とは、滅多に会えなくなるのが分かっているので、真新しい制服に身を包んだ者同士で相手の姿を褒めたり、ふざけて貶したりしつつ、別れを惜しみ、じゃれ合っては写真を撮る光景が多く見られました。

おまけ的な情報ですが…
上に書いているように「祝辞の時間がとても長い」ので、正直ゆっくり食べる時間はありません

私は「今でないと撮れない写真を撮る」ことを優先して、最初だけ少し食べて、後は移動しまくる息子を追いかけては色々な方との写真を撮りました。

それでも、あっという間に閉会になり「全然時間が足りなかった。探せなかった奴がたくさんいる」と息子も言っていましたし、私もそう感じました。

因みに学校長防衛大臣幕僚長なども快く一緒に写真に納まって下さいました
※あちこちで卒業生と握手もしていました。

学校長はともかく、毎回、防衛大臣や幕僚長が写真撮影に応じて下さっているのかどうかは不明ですが、もしも一緒に写真を撮る機会がありそうならばお願いしてみては如何でしょうか?
※私の場合、たまたま近くにいらしたのでお願いしてみました。

 

 

在校生による涙涙涙の花道

午餐会が終わると、いよいよ卒業式の最後のイベントに入ります。
時間的には、16:40位~だったと思います。

・在校生と職員団による卒業生の見送り(花道)
・正門前で応援団リーダー部による演舞(エール)
・最後に帽振れ
があって正式な卒業式の行事が終わり解散となります。

 

先ずは、在校生が作った花道を卒業生が通るところからなのですが、花道の場所が変わることがあるようなので、最初に注意書きをしておきますね。

花道の場所は、以前は体育館やプールなどと記念講堂を挟む道路がスタートだったらしいのですが大混雑してなかなか進まない為、場所をずらしてみた…と聞きました。

そんな訳で息子の年には各学生舎前に花道ができていました
スペース的に余裕があるので知った顏と簡単に挨拶をしたり、素早く写真を撮る位は出来ました。

↑在校生の間を卒業生が通って行きます。

花道の位置は今でも色々と模索中のようです。
「毎年同じ位置で花道が出来ているとは限らない」と考えて、念の為に事前に尋ねておくと良いと思います。
(※天候によって変えることもあるようです)

 

この在校生の花道を通る時ですが…胸に迫る感動的な場面がとても多かったです。

今までお世話になった卒業生に駆け寄って深々お辞儀をして挨拶をする在校生…

お互いにガッシリと握手を交わしつつ「後はお前に任せたぞ!」と涙ながらに伝える卒業生…

感極まったように、お互いにしっかり抱擁し合う姿

伝えたい想いが溢れてきて、言葉にならずにずっと泣いている在校生…

「オマエは〇〇に十分に気を付けるんだぞ!」などと、最期の最後まで在校生のことを気にかけている卒業生の姿…

顔面が涙でぐしゃぐしゃに濡れているのも構わずに、お互いに感謝の言葉を伝えあっている在校生と卒業生。

色々な所から、感謝の言葉が聞こえてきて…
あちこちで涙、涙の挨拶を交わしているのを見ていると…
こちらももらい泣きをしてしまって、カメラがブレブレになってしまいました。

ここまで「熱い卒業式」「魂の高揚を感じる卒業式」が行われる学校は、そうそうないだろうなと、端で見ていてつくづく感じました。

それだけ彼ら彼女らの4年間の防大生活が濃い時間、非常に充実した時間であったということでしょう。

 

在校生の花道の後は、職員団の花道があり、お世話になった指導教官などに最後のご挨拶をしつつ通ります。

そして殿には校長先生がいらして、卒業生ひとりひとりと言葉を交わし、固い握手を交わして…花道は終わりです。

※最後の校長先生のいらした場所は本庁前でした。
(その年により違うかもしれませんが、参考にしてください)

 

防衛大学校・応援団リーダー部の演舞(エール)

上で書いたように、知り合いを見つける度に挨拶したりスマホで写真を撮ったりしつつ花道を通って来るので、全員が正門前に集合するまでは結構時間がかかります

花道を通って来た後の卒業生は、再び陸海空に分かれて正門の前に整列をします。

そして、正門と本庁との間の道路には再び在校生が並び、見送りの体制になります。

校長先生や職員団は本庁前の辺りにいますので、正門前に並んでいる卒業生の真正面に向かい合っている感じです。
※といっても、距離はそうとうに遠いのでお顔も見えないですが。

この状態になり準備が出来たら、次は防衛大学校、応援団リーダー部による演舞…卒業生を送る大変力強いエールが始まります。

開校祭などで応援団リーダー部の演舞を見た事がある方も多いとは思いますが、正直、開校祭の時は距離が少々遠いですよね。
ですので、あの迫力ある演舞の魅力が十分には伝わり難いと思うのですが…

卒業生を送る時の応援団リーダー部の演舞は、余程遠くにわざわざ行かない限りは割と近くで見ることが出来るので、迫力も感じられるし、あの巨大な大団旗が如何に大きいのか!を感じることが出来ました。

あんなに大きな旗を持ち上げて、更に大きく振ることが出来るなんて…なんてスゴイの!と素直に感動しました。

これを読んでいる方は、どの位置でカメラを構えるのが良いのだろうかという事をお知りになりたいだろうと思います。

ですが、上の写真を見ても分るように、どんなに頑張っても応援団の正面からカメラを構えることは出来ません
…だって、応援団リーダー部の正面にいるのは卒業生たちですので。

最大、頑張れば応援団の横顔を捉えることが出来る位置はあります。
(※それでも全応援団は無理だと思います)

そんな訳で、家族は上の写真の左側か右側のどちらかで写真を撮ることになるのですが…ここはもうお好みで場所を選べば良いと思います。

上記のような写真の状態になる事を頭に入れた上で…
大団旗の迫力の写真が欲しい思う場合は写真の右側=正門の近く辺りが良いでしょう。
大団旗は写真全体の中に納まっている方が良いと思う場合は、写真の左側の辺りか、私が陣取った辺り=応援団からは少しだけ距離がある場所でも良いと思います。
(※離れすぎに注意)

私の居た場所は、在校生が見送りをしている列と同列の場所でしたので、2枚上の写真のように「在校生がズラリと並んでいる写真」も撮ることが出来る場所でした。

そして、応援団リーダー部は背後からしか撮れませんが、主役である卒業生たちが並んでいるシーンは撮影できたので、まぁまぁ良い場所であったように感じています。
(※この場所になったのは、人の波に押されて偶然だったのですが…)

もっとも息子は後ろの方に居たらしいので、写真に撮ることは全くできませんでした。
でも、この時の雰囲気が伝わるような応援団や在校生の様子を撮影出来たので、それで良いと思っています。

 

帽振れ|最期の見送り

防衛大学校、応援団リーダー部の演舞、卒業生へのエールが終わった後は、最後の最後の見送り行事である「帽振れ」です。

在校生の送る言葉に卒業生が応え、お互いに帽振れをして終わります。

因みに、卒業生が正門前から去った後は異動になる指導教官と在校生の間での帽振れもありました。

全ての卒業式イベントが終わった後は、卒業生は「本当に最後の挨拶回り」をしたり「校友会で集まって記念写真を撮ったり」等々それぞれのするべき事をして、自分の荷物の整理と確認などを終えた者から順番に正門を出て行きます。

この「正門を出る時間」は、各卒業生で違います。

私は、息子は正門を出るまでに時間がかかるのを知っていたので、この時間帯に防大のお土産を買いにPXに向かいました。

息子の卒業を伝えるべき方々に向けてのお土産を買うつもりで行ったのですが、お土産だけでなく今までは買っていなかった防大グッズも「記念に買っておこうかな」と思って色々と買った為に、結構な出費&大きな荷物になってしまいました。

これで最後になるかも…と言いつつ、また開校祭などには行くのかもしれませんが、それでも息子の所属していた大隊のグッズなどは買って良かったと思っています。^^

 

防大よさらば|正門を出ていく卒業生

上で書いたように、正門を出る時間はそれぞれで違います

え?もう出て行くの?と驚くほどに早い時間に正門を出て行く姿も少しありました。
ご家族と一緒に、当日の飛行機に乗らないといけない!というような学生は、バタバタと急いで防大を後にしているようでした。

一方で最後まで同部屋の部屋っ子達と話していたり、校友会のメンバーを話をしたりしていて「気が付いたら遅くなっていた」という学生もいます。

息子の場合も、校友会のことで用事があったり、写真撮ったりした後に…
貰ったサプライズプレゼントをスーツケースに入れようとしたら入らなくて、急遽、PXで袋を買って来て入らない分の荷物を詰めたり~としていたら、気が付いたら18時を過ぎていた!
…という感じだったようです。

卒業生は、確か遅くても18:30位までには正門を出なくてはいけないらしいので、ギリギリの時間になった!と言っていました。

そして息子が正門を出る頃には、すっかり暗くなっており…朝来た時に正門前の「祝 防衛大学校卒業式典」を撮っておいて良かったな~と思ったのでした。

 

 

その他アドバイス|事前に学生に確認するべきこと

これから卒業式に参加される方々へ、いくつか思いついたことを最後に書きます。

先ず、大事なのは「卒業式典の時の席の位置」だろうと思います。
(※親の席ではなく、卒業生の座る席のことです)
卒業式典の練習の時に、自分の席の位置が分かると思いますので、それを事前に教えて貰うと良いでしょう。

席が分かっていれば、二階席から(つまり上から)「座って待っているところ」の写真も撮れます。
それに卒業証書を受け取る時にも、見逃さずに済むでしょう。

他に、分かりそうであれば「任命・宣誓式」の時の位置なども訪ねてみてはどうでしょうか。

 

次に、観閲式の時の位置も聞いてみると良いと思います。
息子の場合は、真ん中辺りだったので写真を撮るのは大変厳しい位置だったので諦めました。

でも端にいる場合はしっかり撮影できると思いますので、どの辺りに居るのかを聞くと良いと思います。

 

午餐会で写真を撮る時は、ぜひ一緒に写真を撮りたい!と本人が思っている相手を優先的に探して撮影するのをお勧めします。
※そうしないと時間が足りなくなる可能性があるからです。

 

卒業式前に、事前に学帽(レプリカ)DVDや、卒業証書の為の校章入りの額縁を申し込みすることができる筈です。
※支払いは学生が申し込みの時にします。

このお知らせは学生に対してされる物ですが、例えば「学帽は是非、申し込んで欲しい」という場合は念の為にご本人にも「申し込みしてね!」と伝えておくと良いと思います。
※本人的には必要ないと思って、何も申し込みをしない学生もいるらしいので。
※その年によって内容が違うかもしれませんので学生に確認をしてみてください。

 

最期に。
ついつい老婆心で色々と書いていたら、とても長くなってしまいました。
この内容が少しでも役立ちますように!と思いつつ一生懸命に写真を整理し、当時のことを思い出しながら書きました。

でも、もしかしたらその年によって違う部分もあるかもしれません。
それでもきっと、多少は参考になる部分があると思います。

私は、有り難いことに大変良い卒業式典の体験をすることができたと感じております。
これを読まれた皆さまにとっても、良い卒業式典になりますように…と、心から祈念して終わりにしたいと思います。

 

 

-防衛大学校の年間行事
-,

Copyright© 防衛大学校(防大):日本一厳しい大学での士官候補生たちの日常 , 2019 All Rights Reserved.